先日ツイッターで、読書会で『悪童日記』を取り上げるのだが、この邦語訳タイトルをどう評価すべきか、という意味のことをツイートしておられる方に遭遇した。で、その方に私は、訳題を決めた経緯を近々ブログでご説明すると約束した。 アゴタ・クリストフのフランス語小説Le Grand Cahierの拙訳『悪童日記』を早川書房が刊行したのは、1991年の1月である。その本が90年代を通してロングセラーになった。2001年に翻訳を手直ししてハヤカワepi文庫の一冊としたのだが、嬉しいことにその後も今日に到るまで増し刷りが続いている。続編の『ふたりの証拠』および『第三の嘘』も同様である。 さて、原典のタイト...
国連安全保障理事会2003.2.14における フランス共和国外相ドミニク・ド・ヴィルパンの演説(拙訳) ― VILLEPIN, Dominique de, et al. : Un Autre monde, L’Herne, 2003.より 2003年2月5日の安全保障理事会で、米国国務長官パウエル氏は、イラクのフセイン政権とアルカイダの間に連携があるかのような報告をおこなった。それでも理事会の過半数と国際世論は米国の見解に同調していなかった。しかし、その後もイラク政府に対する米国の圧力はますます強まっていた。ブッシュ米国大統領は、特に2月6日には「ゲームは終わった」とまで言明した。 米国と...
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