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2010年8月18日 (水)

国連安全保障理事会におけるドミニク・ド・ヴィルパンの演説

国連安全保障理事会2003.2.14における フランス共和国外相ドミニク・ド・ヴィルパンの演説(拙訳) ― VILLEPIN, Dominique de, et al. : Un Autre monde, L’Herne, 2003.より  2003年2月5日の安全保障理事会で、米国国務長官パウエル氏は、イラクのフセイン政権とアルカイダの間に連携があるかのような報告をおこなった。それでも理事会の過半数と国際世論は米国の見解に同調していなかった。しかし、その後もイラク政府に対する米国の圧力はますま...

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2010年8月13日 (金)

ブログ再開。並びにツイッターについて。

 昨年の前半に4カ月間続けたきり、その後1年と2ヵ月の長きにわたって中断していたこのブログを再開します。リニューアルしての再開です。刷新の要点は次のとおり。  1)もともとこのブログは、過去に活字にした文章 ― 解説、エッセイ、書評など ― を整理し、アーカイブし、部分的にはネットユーザーに読んでもらえるようにしていくことを主眼として開設したのだった。実際、昨年の2月から6月まで、少しずつそうした作業を進め、古いエッセイや書評をここに公開していたのだが、このたび、その種のファイルはすべてここから...

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2009年6月13日 (土)

ロマン・ガリを読んで元気回復

 先週から個人的なことでぼんやりともの思うところがあり、そのうえ気にかかる仕事が立て込んできていて、少々疲れたなぁ~という気分。こういうとき、生きるのが上手な人はきっと、パッとスポーツジムへ体を動かしに行ったり、ジョギングで汗を流したりして、心身をスッキリさせるのだろう。昔から、そういう切り換え方が私はうまくできない。これで、いつでも、どこでも、長時間眠れるという、生来の(?)暢気さ・図々しさを持ち合わせていなかったら、これまでの人生ですでに何度か神経を摩耗させてしまっていただろうと思う。  た...

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2009年6月 8日 (月)

日本のテレビ番組の何が「猥褻」か。

 本サイトの09年04月28日付けのブログに、笑福亭鶴瓶の人柄に脱帽している旨の文言を書きつけておいたところ、先日ひょんなことから発見したのだが、Myshkinというハンドルネームの人(←誰だろう? 私の知ってる人物なぁ?)が、「文明人としてのつるべ」というタイトルのもと、私のブログを「読み応えがあって面白い」と推奨しつつ、 《つるべ師匠がかつて生放送で裸になったことを鑑みれば、シヴィライゼーションされた人間とは公衆の面前で裸になることである、と言えます。ということは、果たして、昨今騒がれている...

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2009年6月 5日 (金)

議員の「世襲」と民主主義のスピリット

 誰がどう強弁しても延期することのできない衆議院選挙の期日がようやく近づいてきたせいか、最近、国会議員の「世襲」が世間で批判されている。政党が「世襲」候補の擁立や公認を制限すべきだとか、立候補自体を法律的に制限すべきだとか、あるいは、「世襲」であっても良い議員や候補はいるだろうに……とか、いろいろ言われている。まあ、そのうち、「世襲」だからこそ良いリーダーになれるのだ、「世襲」大賛成! と正直に主張する人が出てきても、目の色変えて「お世継ぎ」問題を論じるオジさんたちの多いわが国の社会文化風土にお...

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2009年5月15日 (金)

個別性への想像力 ― 世界文学の効用 ―

 故米原万里のノンフィクション『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川文庫)の中で、マリという名の語り手(≒著者)が次のような印象的な台詞を吐いている。  《だいたい抽象的な人類の一員なんて、この世にひとりも存在しないのよ。誰もが、地球上の具体的な場所で、具体的な時間に、何らかの民族に属する親たちから生まれ、具体的な文化や気候条件のもとで、何らかの言語を母語として育つ。どの人にも、まるで大海の一滴の水のように、母なる文化と言語が息づいている。母国の歴史が背後霊のように絡まりついている。それから完全...

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2009年5月12日 (火)

「三田評論」5月号の特集:激変する雇用

慶應義塾が発行している月刊機関誌『三田評論』の2009年5月号が「激変する雇用」を特集している。 特集の構成は、座談会一つと関連記事二本。先日、通読した。全部で35頁ばかりだし、ささやかな特集といえばささやかな特集だが、一般教養人・市民向けとしてはとてもよい、つまり参考になり、「ためになる」特集だと感じた。少なくとも門外漢の私にとって勉強になった。 もっとも、この企画が『三田評論』の編集会議に上ったとき、私は編集委員の一人だった(09年03月末に退いた)ので、外見上は手前味噌な話だということにな...

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2009年5月 5日 (火)

近代の進化:現代フランス人の価値観の推移(その3)

2009年5月 1日付けブログ「近代の進化:現代フランス人の価値観の推移(その1)」、ならびに2009年5月2日付けブログ「近代の進化:現代フランス人の価値観の推移(その2)」、特に、前者の冒頭の3段落を先にお読みください。(堀) ●日本に流布されているフランス人のイメージに照らすと意外の感をもって受け取られるかもしれないが、現代フランス人がほぼ全員一致でその価値を認めるもの、それは……「家族」である。2008年の調査で、「非常に重要」、もしくは「かなり重要」と回答された率を並べると、次のとおり...

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2009年5月 2日 (土)

近代の進化:現代フランス人の価値観の推移(その2)

2009年5月 1日 (金)付けブログ「近代の進化:現代フランス人の価値観の推移(その1)」(の少なくとも冒頭の3段落)を先にお読みください。(堀) ●意識の「個人化(individuation)」が進むと、他者を見る観点も変わる。人を判断するときに、その人の出身地・出身国、性別、宗教、民族、肌の色といった属性よりも、個人としての人柄や生きざまを重視するようになる。つまり人間観が、人種主義、民族主義、性差別主義などから離れて普遍主義的になる。民族的・文化的マイノリティに対して非差別的になり、外国...

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2009年5月 1日 (金)

近代の進化:現代フランス人の価値観の推移(その1)

フランスでは、1981年から9年ごとにフランス人一般の価値観についての詳細で広範なアンケート調査がおこなわれている。1981年、1990年、1999年と繰り返され、4回目にあたる2008年の調査結果がこのほど書物にまとめられ、2009年4月25日付け『ル・モンド』紙上に2ページぶち抜きで紹介された。アンケートの質問事項が1981年から意図的にほとんど同一に保たれているので、4回の調査結果を比較すると、80年代初頭以降、ここ30年近くの間のフランス人の価値観の推移が浮かび上がる。そしてそこから、メ...

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«笑福亭鶴瓶には品がある。

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